重いを軽くする方法

外現場が重なり、TNR捕獲もうまいこといかず

見たくない現実が、目の前に繰り広げられています

先日のTNRから、手術さえ行けずに保護となった子は

腎不全末期でした

やっと、荒風吹き荒れない室内暮らしを手に入れたのに、、、

おまけに飼育放棄まで重なり

その子が生まれてからを想像すると

目を見る度に、心臓に髪の毛が貫通したみたいな痛み

そしてうちは多頭飼育

家庭に行けてたら、どんなに良かっただろう、、、

マイナスの想像は、必ず白黒

忙しく重なると、リセットの余裕がなくなり

更に更に積もってしまいます

全ては考え方の転換

生きてるうちで良かった

外に出される前で良かった

何より、それまであなた達の傍にいた人間たちより

私が一番、アナタたちを想っていて

最期の時まで、決して投げ出したりしないこと

そしてうちには、生きて欲しいとその子たちを想う人間が

たくさんいるということ

そーやって、少しでもその子たちにプラスになってる事を思い浮かべて

できる限りのことを、ひたすら前向きに

そんなこんなの中でも

沢山のご支援を頂いたり

素敵な里親様との出会いが重なったり

理事やボラががんばる姿

私の心を重くするのも人間ですが

軽くしてくれるのもまた、人間

もひかんに関わり、共に活動していける仲間

私の中では、いつでも皆で手を繋いでいるような、そんな感覚です

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現在午前4時半

何を隠そう、捕獲待機中にブログを打っております

そろそろ猫たちが出てくると言われている時間なのですが、、、

明日は別現場で、2件の捕獲あり

現場が立て込み

この時間にこの現場の捕獲に出れるのは今日しかないので

張り切って家を出たはいいんですが、、、

特に神経質な猫相手には、段取りが甘かったようです、、、反省

どこも妊婦さん

妊娠してからでは、ちいさな命をたくさん殺すことになります

堕胎手術については、様々な意見があると思います

よく愛護同士で揉めてるのを聞きますが

どれも当たり前に、間違いじゃないんですよ

ただ、産ませるなら、責任がある

ってだけ

とても単純ですが

その責任を負える人間は、そうそういないのです、、、

相手はひとつきりの命

やってみてダメだった、、、は、取り返しがつかず

やると決めたら

何があろうとも最後までやる覚悟

そしてやり遂げねばならないです

野良猫の不妊手術をする先生の記事を読んだことがあります

もひかんのTNRで、堕胎をするかしないのかを最終的に決めるのは

ほとんどが相談者さんでなく、私です

その重さは、毎度想像以上の苦しみです

謝ることしかできません

でも、それ以上に辛いのは

生きた小さな命を殺すために、母体から取り出す人達だと思う、、、

あ、もちろんこれは

愛護精神のもと、不妊手術をして下さる先生に限りますがね、、、

不妊手術のタイミングを逃してしまうことにより

小さな命をいくつも殺すだけでなく

関わる人間の心を追い詰めていることにもなる

餌やりさんの皆さんは、そこまで考えて

行動するべきだと思います

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バタバタ中に、飼育放棄相談

ここ最近、熊谷に支店ができた

ある大手ペットショップ

そこで販売されていた、慢性下痢のラガマフィン、生後7ヶ月

セールで本体価格5万円、諸経費含めて15万円

数十万で売られている猫たちの横に並ぶ5万円は

それはそれは安く感じたことでしょう

そんでこんなにもかわいんだもの

ある事情があり、猫を迎えることになり

ペットショップで選ばれたこの子は、ある家庭へいきました

販売中から軟便の下痢が続いていたそうですが

迎えてからは水様便にまで悪化

医療もかけてましたが、原因不明

家中に下痢を撒き散らし

飼い主さんは、たった1週間ちょっとでギブアップ、、、飼育放棄

それでも、ペットショップに戻すことはしたくない

里親も見つからない、、、

、、、この流れ、ザックリですが

読んでみて、問題はどこだと思いますか？

全ては、無責任の積み重ね

繁殖者の無責任

ペットショップの無責任

飼い主の無責任

命に対してのたくさんの無責任がいるから

無責任な人達は、他の無責任な人達のせいにします

ひとつひとつ、先を見越して最良の選択をしてきたら

販売であろうと、こんなことにはならないし

現実的に最良の選択をしてたら儲からないのが、ペット業界

無責任の数だけ、生きる場所を点々とさせられ

らんちゃんはもひかんに辿り着きました

やっぱり私は、こんな現状のペット業界で命を扱い

自分が生きるためのお金を得るなんて

考えられんですね

愛護は仕事にしたいけど(笑)

それにしても、悪名高いだけある大手ペットショップ

噂は本当なのかもねぇ、、、

さっそくお腹のケアを始めたらんちゃん

引き取る時は水様便を垂らしまくっていましたが

うちにきて一発目のう〇こは

すばらしっ！

この後は下痢になってしまいましたが

少しでもお腹がラクになるように、試行錯誤していこうと思います

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↑こんなブログを打ちながらも1日終わり翌日

本日の捕獲は予定通りにいきました

連日続いた捕獲日

私はほとんど基地におらず

理事始め、ボラさんたちは大奮闘でした

今日も帰ると基地はこの通りピカピカ

暖房が入り、猫たちはリラックス

ご飯前の静けさ、本当に200なんているの？と言われますが

ご飯時の大騒ぎをみると

ご飯担当じゃないボラさんはビックリします(笑)

これだけの子達が、こうして穏やかに暮らせるのは

日頃の施設管理のたまものです

最近、自宅でみー様と共に私の就寝まちをするペコ

ほとんど見えない、ほとんど聞こえないのに

逞しく生きております

可愛くてならんです

ではまた♪