いつも通りの新年

〜大切なお知らせ〜

「一般社団法人 もひかん王国 いのち部愛の手課」のブログ、SNS等に掲載されている全ての内容について(文章、画像等)、複製、転載、転用等の二次利用を固くお断りします

もひかん王国秘密基地にご用の場合、まずはお電話にてご連絡を頂いてからの訪問をお願い致します(常連さんについては特に連絡はいりませんし、門付近に支援物資を届けてくださるいつもの支援者様は、大歓迎です!いつもありがとうございます!)

もひかん王国 07031571122

2022年、スタートしました

もひかん王国は、一般の方々からの

TNRや保護の依頼相談も受けながら

埼玉県動物指導センター本所、南支所の掲載傷病猫の引き出し

相談のあった各保健所からの傷病猫の受け入れ

が、主となる活動です

中でも保護は

譲渡できるかできないか、も

人に馴れてるか馴れてないか、は関係なく

手を差し伸べずに、生きていけるのか生きて行けないのか

で決めています

これは、私が活動していく上で

絶対に変えられない事で

これが出来なくなったら、負い目の塊になり

私は活動を続けていく自信すらありません

譲渡不向きの保護猫の数は常に多く

傷病猫が多くを占めるのが現実です

ブログに多く上げている新規保護がなくても

毎日、保護猫のお世話は朝から晩までやる訳で

大晦日だろうがお正月だろうが

やる事はその他の日々と変わらず、です

変わった事といえば、ご飯が豪華になる位(笑)

この年末からお正月も

ボラさんたちの仕事や家庭の都合もいつもと変わり

その日その日、臨機応変に、、、

いつでも猫ファースト

保護した猫たちに、キレイな環境、美味しいご飯、その子その子に合わせたケア

365日毎日必ず提供すべきことを

年越しも変わりなく提供しました

保護をしても、長生きできない子達はたくさんいます

この活動をしてきて

普通に猫を飼っていたのでは、出来ないことも

今までの経験で、出来る事がたくさん増えました

が、いくら知識があろうとも

一日中猫に時間を費やしていようとも

一頭の猫に的をあてると

普通の飼い猫には簡単にしてあげられることも

なかなかできないのも事実です

ひとつの命に対しての全力ではなく

私は多くの命に全力でいきたい

でも、保護猫が亡くなった時に

下半身麻痺だろうが、シャー猫だろうが

「この子が素敵な人間の家族だったら、今も生きていたかもしれない」

と、必ず思ってしまいます

多くを助ける事を選んだのは自分のくせに

できもしないことを想像し、落ち込みます

その子その子の命は、たったひとつしかないのですから、、、

外で生きる子達は、今夜も氷点下に冷えた気温の中にいます

きっと、グッスリなんて眠れないでしょう

お腹を空かせている子もいるでしょう

今にも消えそうな命を抱え

必至に耐えている子達もいるでしょう

人に想われ、生きる場所があることが

どんなに幸せか

私が行き場のない猫だったら

ひねくれて、人間を怨み続けますね

手にした子達は、私の家族だし

できるだけの事をしてあげたい

けれど、外の子達が見て見ぬ振りをされて行き倒れていくのは

想像しただけでも苦しく

殺処分なんて、ありえないです

手にした子達に、全ての手間とお金をかければ

外の子達は救えなくなる

私のできることなんて、ほんのちっぽけなのに

常にそこが、私の中でまだモヤモヤしている所であり

イチイチ悩む所なんです

きっとこれからも、経験がそこの考えを変えていくのだろうと思ってます

「こんなに猫がいて、よくそれぞれ分かりますね」

と、不思議がられる事が良くありますが

当たり前なんですよ

1頭1頭、悩みに悩み、覚悟を決めて保護しているんですから

どこから来て、どんな状態で保護したか

そこまで覚えています

なので

「200もいるんだから、1頭位増えたって変わらないでしょ」

と思う人がいるようですが

200もいるから、悩むんです

もひかんでは、うちにいる子達を広い目でも見ますが

可能な限り、1頭1頭と向き合っています

昨日も保護猫が極度の貧血に陥り、輸血となりました

肝臓腫瘍の疑いです

診察から、供血猫搬送となり

夜遅くの迎えまで、バタバタ

向き合うって、簡単な事ではありません

捕獲やレスキューは、その時踏ん張ればどうにかなるけれど

保護は、保護してからがスタート

多頭崩壊現場のレスキューや、子猫の捕獲等

SNSに掲載される事は目を引きがちで、人の注目は集まります

でも本当に大変なのは、手元に猫が来て

そこからの毎日なのだ、ということを

分かって頂きたいと思います

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本日、年明け一番の引き出しがありました

センター本所、現在掲載されている猫です

掲載情報には、ノミ取り首輪がついています

明らかに、人間が深く関わっていた猫です

性格も穏やか

道にうずくまり、車の交通を妨げていたところに通報が入り

飯能から、警察経由でセンター収容です

状態はそこまで悪くなく

ただ、状況的に交通事故の可能性もありそうなので

明日病院搬送、診察です

昨日の段階で収容には気がついていたので

今日は予定をつけて、各地の現地相談も兼ねて、センターへ行ってきました

餌やりさんの理解、費用の問題、そして、生体自体の問題

病院の予約に合わせ捕獲、搬送、術前術後の管理

ひとつの現場にかかる労力は、本当に大きく

状態の悪い猫たちも多いので

そー簡単にはいきません

まずは、現地の餌やりさんの理解を得る為に

センターの職員さんに、現地に行ってもらうこともあります

そして、熊谷市環境課は、どうぶつ基金のチケットを使い

野良猫対策を進めていますが

数にこだわり、チケット使用数はかなり多いらしく

その内容は、土台すらない、最悪なもの

今は平成通り越して、愛護が進んでいる令和ですよ

やってることは、昭和から時が止まってるんかい

って思うほどです

一体どれだけの猫たちが犠牲になったか、、、

聞くだけでもかなり多いですからね

実際は、、、と考えると、ゾッとしますよ

結局は、人間が勝手に増やした猫たちを

増えすぎたからといって、死んでも仕方なしの雑な扱い

な訳です

私が猫なら、絶対に捕まるもんか!と

命をかけてでも、逃げ回るけどな

行政も一般の方もそうですが

猫に関わるならば

まずは目の前のことに、しっかり向き合っていただきたいです

そして、是非福祉との連携を

なんだかダラダラ長くなってしまったので

これはまたの機会に

話がそれまくりましたが

基地にご入居いちごちゃん

ドキドキ止まらず、びっくりした顔してますが

とてもおりこうさんです

こそこの高齢かな?

大丈夫大丈夫、いい子だね

と触ると、目を細めます

いちご、もひかんへようこそ!

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年明けに、基地の各部屋をご紹介しようと思ったんですが

ザッとで、、、(笑)すみません、、、

リビング

ノンキャリアで、生活に問題のない子達が暮らします

若い猫からお年寄りから、室内野良猫まで

暖房の時間なので、猫たちは上へ上へ

ケージには、初期医療がまだ終わらなく

ゆくゆくはこの部屋でフリーになる子たちや

様子確認の必要な子達もいます

これが、ご飯時は

床一面が猫だらけになります

介護部屋

下半身麻痺や、全盲だったり、足がなかったり

身体に不自由がある子達や、排泄麻痺、人工肛門、後遺症の残る子

そして多頭が苦手な子達も暮らしています

とはいえ、30頭位はいますが

ケージには、FIP治療中の子達と

交通事故からの保護や

正面布団の上の広いケージには

お久しぶりのぺこりんが暮らします

ぺこりんは、先天性の小脳の異常から、運動能力に問題あり

視覚も聴覚も弱いです

行動もなかなかの個性の持ち主なので

常にフリーは難しく、広いお部屋を使っています

3歳すぎても、小さなぺこりん

とても、愛しい子です

エイズ部屋

名前の通り、エイズ陽性の子達です

さすがエイズ陽性

外でケンカ三昧せねばならなく、エイズ感染ってのが多いんでしょうね

この部屋は、大きなおじさん猫が多くを占めます

この部屋のボスは、為五郎健在かな、、、?

新入りさんは、必ず為チェックを乗り越えるのです(笑)

とはいえ、おじさん猫は甘えん坊多し

巨体でゴロゴロ抱っこをせがんできますよ(笑)

隔離部屋

訳あって、フリーになれない子達や

初期医療が済むまでを過ごす子達もいます

個室ケージがメインですが

各部屋は上下が繋がるようになっていて

スペースはそこそこ広いです

ので、ケアの必要なシャーシャーさんはなかなか難しく

フリーまで月日がかかる子達がメインですね

白血病の子達は、昔はケージ管理でしたが

今は狭いですが

この部屋でケージの上に行ったり、日向ぼっこしながら

暮らしています

今では、脱衣場でご飯を作るようになり

トイレ前に掃除用具を置くために、ドアを追加

縁側は部屋として使うので

各部屋の縁側には、ドアを追加しています

夕方の写真なので、猫たちが少なく見えますが

各部屋、たーくさんおりますので

掃除前は、それはそれは荒れています(笑)

朝イチはうんこも落ちてるし、嘔吐物も数々

介護部屋なんて、排泄麻痺の子達が多いので

振り返ればうんこ落ちてますからね(笑)

この6年、頂いた家を、最大限に工夫してきたつもりです

この秘密基地の存在で、今までどれだけの子達が救えたことか、です

行き場のない子達が暮らす家

多頭ならではの問題もみえてきたし

そろそろ、次のステップを考える時期となっています

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お陰様で、御守の売れ行きがすごいです!

皆さん、本当に本当に、ありがとうございます!

1月いっぱい、圓能寺さんにて販売しております

カレンダーも、たくさご購入頂きました

これからお買い求めの方は

InstagramやTwitterのメール?

で問い合わせて見てください

在庫や販売期間など、私があまり把握してないもので、、、すみません

長くなりました、ご愛読、ありがとうございます

だーれのシッポだ〜?

、、、私にも分かりません(笑)

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障害や治療困難な病気をもつ、行き場のない猫達に生きる場所を!

施設には常に200頭以上の猫が暮らしています。中には様々な障害や感染症、継続した治療が必要で「譲渡には適さない」と線引されてしまう猫たちが多くいます。このような猫たちの医療やケアには莫大な費用がかかり、活動資金は全て寄付金から成り立っています。さらに多くの命を救うために、皆様のご協力をお願いします!

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