非日常が日常に

私は基本的に

基地でうちの子たちに囲まれて

そのうちの子を想ってくれているボラさんたちと

ワッハッハ笑いながらお世話しているのが大好きです

日頃は、施設で暮らす子たちに、より良い１日を提供するために

作業の内容は大変でも

「う〇こ踏んだ～！」(垂れ流しの猫やオムツからはみ出たりします)

「〇〇が脱走した！」(別の部屋に)

「〇〇にパンチされた！」

なーんて声が飛び交い

楽しい時間そのものなのです

ただ、この春を迎え、子猫シーズンに突入し

「待ったナシ」の相談も増えつつ

外では繁殖期ですから、外問題も加えて多くなり

バタバタと基地を出たり入ったりを続ける日々となり

大好きな予定通りの日常を過ごす時間が減ってきました

そしてその影響は

基地で奮闘する理事やボラさんにもある訳で

踏ん張りどころと同時に

どこまでやれるかを見極めなくては、とも思っています

やはり外の活動は、頭も神経もフル回転

状況によっては、短時間で最善の判断を強いられる事もしばしば

そんで、捕獲やら終わった後に我にかえり、また慌ててる、、、

落ち着きのない私は、はたから見たら更に落ち着きなくなってると思います(笑)

家に戻って夕飯を済ませると

そこから更に子供たちの朝ごはん、弁当

もひかん夜勤の日には、できるだけ翌日の夕飯の準備まで

そんなこんなで台所に立つ数時間も

このタブレット片手にブログを打っているという、、、

トシとると、もっと落ち着くんですかねぇ(笑)

トシとる、、、というか、もっと成長したらなのか？

ありがたいことに、私の周りには

私には足りない所をフォローしてくれたり

「こうしたらもっといい」とか

色んな事を支えながら教えてくれる人達がいます

そして、更にその周りには

私のやりたいことを支えてくれる方々がたくさんいます

昨日の夜にはかなり身体も頭も疲労困憊だったんですが

何だか感謝を覚えた数日、、、

周りに成長させてもらってる代表者(笑)

何とも頼りないかもしれませんが、、、(笑)

今後ともよろしくです！

朝日が昇る頃、もう少しで家につく～と

ふっと外を見たら

太陽が登る前のオレンジと三日月がとってもキレイでした

が、写真ではうまく伝わらん、、、

いつもと違う日も、こんなキレイを見れたりと

いつもはない事が起こったり見えたりするものですね

非日常が日常になる予感、、、

何とかなりそうな気がしてるのも

皆の存在あってです

ありがとうございます！

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

そんなこんなで、おろち号はあちこちを走り回っております～

ということで、親子レスキュー報告です

私の起床時間の昼が過ぎた頃に1本の電話

ありゃ、こりゃー緊急だ、、、ということで

雨、日暮れが心配

まずは理事に現地に行ってもらい、状況把握をしてもらいました

基地の最低限をこなし、遅れて私も現地へ

ママ猫が、心配そうに瓦礫の中を気にしています

しばし様子を見ていると

声を出して子猫を呼ぶ姿がありました

瓦礫の中で、しばらく子猫は鳴いていたそうです

これは、親猫は子猫を助けることができないと判断

しかし、、、子猫の鳴き声がする瓦礫の山とは

コンテナに無造作に放り込まれた産廃物の重いサイディング

この時点で、子猫の数も大きさも分かっていません

聞き込みする時間の猶予はなく

まずはこの親子の安全を確保することに全力を、、、

と、いうことで騒がしくなる前に親猫捕獲すんなり成功

その後、、、

子猫を潰さぬよう、細心の注意を払いながら

この深く積まれている重いサイディングを

1枚1枚外に出す作業を始めました

写真みると、私がものすごーく頑張ってる一枚ですが、、、

実際はこうです(笑)

理事の現場報告から、何となく力勝負になりそうな予感がしていた私は

たまたま基地にきていた、お手伝いボラさんご夫婦を道連れにしていたのでした(笑)

明るいうちに、、、なんて思っていましたが

明るいうちに済んだのは、1/3程度、、、

とにかく、体力持たせるための精神力を必要とした作業

ほんと、何よりすごいのが

傍から見たら、ほんとにこれやるの？って状況の中

もひかんメンバーは、誰一人後ろ向きの発言なし

無事に1頭の子猫を救い出しました

皆の「助ける想い」に感動、、、

しかし子猫をみて、月齢は分かったものの頭数は分かりません

1頭の子猫を救いあげた後も

底がみえるまで、すべてのサイディングを外に出しました

内心、遺体がでてくるのではないか、、、と喉がつかえそうでしたが

瓦礫の山には子猫1頭でした

脱水、衰弱あり

頭数が分からない子猫

その後、周囲を周り聞き込み

ありがたい事に、周囲のもひかん協力店の皆様のお力も借り

深夜も早朝も手分けして、鳴き声頼りに見回りましたが

他の子猫の目撃、気配はなしでした

そして、穴が空いた基地では

昼間のボラさん共に、仕事上がりのボラさん奮闘

100％の確証ではない中、出来る事はやり尽くした、、、

収容準備の待ち時間、ケージの中で

ママ猫はしっかり子供を抱えてました

良かった、、、

肩の力が抜ける瞬間

得意の取り敢えずで用意した親子同室部屋

ちょっとここで我慢してね

小さいママ

写真だと仔猫が大きく見えるかもしれませんが

子猫は生後1ヶ月にもなりません

子猫が大きいのではなく、親猫が小さいのです

まるで、子猫が子猫を産んだかのような、、、

こんな小さなママ猫、たくさんの苦労をしたことでしょう

それにしても、またもやもひかんらしく

バタバタと緊急事態回避成功～

皆の底力に心から感謝感動

今回はさすがに相当疲れたけれど

この姿を見れば、笑顔しか出てきませんね、、、

それにしても、、、

掘り出したサイディングたち

この量で、半分以下です

よくやったと思いません？(笑)

一枚がホントに重いのよ、、、

身体中が筋肉痛です(笑)

冗談挟めるブログが打てて、良かったです(笑)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

さて、この翌日は予定していた親子捕獲でしたが

そろそろ寝るので、そのご報告はまたのブログで～

譲渡会、近づいてきました！

今回はタコライス＆コーヒーも♪(詳細はInstagramをご覧下さい)

皆さんチェックチェック～

お待ちしております！