〜大切なお知らせ〜
「一般社団法人 もひかん王国 いのち部愛の手課」のブログ、SNS等に掲載されている全ての内容について(文章、画像等)、複製、転載、転用等の二次利用を固くお断りします
もひかん王国秘密基地にご用の場合、まずはお電話にてご連絡を頂いてからの訪問をお願い致します(常連さんについては特に連絡はいりませんし、門付近に支援物資を届けてくださるいつもの支援者様は、大歓迎です!いつもありがとうございます!)
もひかん王国 07031571122
感謝とこんな時はどうしたら、、、
Instagramにて、ちびっこたちのモフモフ支援をお願いしたところ
たくさんモフモフが集まりましたー!
頼りになる、さすがのもひかんファミリー
ビックリするほど動き早し!!
本当に助かりました、ありがとうございます!
さっそくちびっこたち
頂いたモフモフでモフモフしております~
本当にね
子猫もおじさん猫も
みんなモフモフが大好きなんです
5頭組は保護時から既に風邪をひいていた上に、身体は衰弱していた状態
母猫の免疫はどこにやら、な状態な訳で
成猫とは違い、より衛生的な環境が必要となります
本当にお陰様です
今日は乳飲み子タイムにギリギリ帰宅し
気配を感じたちびっこたちは、一気に大騒ぎ!
さすがにちびっ子でも、9頭となるとすごい音量です
人間の飯も作らにゃならん、ちびっ子もお腹空いとる、、、
ということで、定番の助っ人登場!
「全員オシッコさせて!」
「おっきい組ミルクあげてー!」
風邪ひいて喉がガラガラの娘
今日は学校休む程でしたが、子猫の世話はする(笑)
手際がほんと良い、、、
明日から子供は連休、大助かりです(笑)
しかしこの手つき、授乳を完全にモノにしとるな(笑)
鳴き声を聞くと、私はどーしても焦っちゃうんですが
この淡々と世話する姿を見て
そうだよ、焦った時こそ焦っちゃいかん、と落ち着く私
思春期娘、大したもんです
そして、小学生ボラさんも
乳飲み子フィーバーで大忙しを察し
「私にもできますか?」と連絡をくれたり、、、
おばちゃん、その気持ちが舞い上がるほど嬉しい!
子供たちの、そんな「助けたい」「力になりたい」
なんか、未来が明るくなります
基地の冷蔵庫やらエアコンやらでも
本当に本当にたくさんの人達の協力があり
みんながいるから活動ができる
忙しさの中で、改めて実感した数日でした
ので、この感謝を伝えようとブログを開いたのですが
本日も緊急で現地に行き、基地ではボラさん大奮闘
野良猫の出産が集中する今だからこその内容多く
そんな現場を目の当たりにしたときに、どーしたらいいのか、を私なりに少し、、、
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
出産シーズンに目立つ相談
「野良猫が子供を産んでしまったので、子猫を保護しました、どーしたらいいですか?」
大体の方は、よかれと思い、子猫を助けようと手にするようです
ですがまず、子猫を親元から引き離す=人間の誰かが世話をしなければ、子猫は死にます
そして、子供を取り上げられた親は、必死に子猫を探し回ります
その上、人間が乳飲み子を育てるのは大変かつお金がかかります
自分で乳飲み子を育てる覚悟があるならば
子猫を取り上げ育て、親猫のTNRもありかもしれません
が、大切な子供を急に取り上げられた、親の気持ちも
考えてみて欲しいのです
そこを考えたら、より良い選択肢は
「親子保護」です
それができないのならば、野良猫母さんの子育てを
より安全にできるように、フォローしてあげる
(より安全な環境作り、母猫の栄養を高める等)
これが次に良い選択肢と思います
子猫を見つけると、どーしても焦ってしまう人が多いもので
その気持ちも、分かります
「どうにかしてあげたい」の気持ちを、確実にする為に
まず、親子猫を見かけ、その子たちの為に尽力を尽くすつもりであれば
手を出す前に、是非相談をしてみて下さい
産まれた子猫をみつけ、焦る気持ちは分かるのですが
実はその状況になったら、保護するか見守るかしか選択肢はなく
本来ならば、不妊手術(TNR)されてない猫を見かけた時点で、焦るべき事なんですよね
猫は不妊手術しなければ
ほぼ100%繁殖する、と思っていた方が良いです
その考えでTNRをすすめていれば
直面する機会も、少なくなるでしょう
野良猫親子を保護して育てるより、よっぽど資金も手間もかかりません
特に、乳飲み子のみの保護は
思ったよりも、相当お金がかかるもので
ミルクも離乳食も、大きく育つまでを考えると
高栄養のものとなれば、かなりの高額になります
そしてその助けたい想いを、他人にお願いするのには
それなりの責任を負わねばならないと思います
今の時期だからこそ、頻繁に起こることですし
突然自宅の物置で知らない猫が出産してる、、、
なんてことも、野良猫対策の進んでいないこの田舎では
そこそこ多い事だと思います
ただその場合
親猫は出産の場所として、そこを選んだだけであり
放っておくと、子供が離乳期になった頃
餌がもらえる場所に、子供たちを連れていきます
餌をあげたりしなければ、その間たった1~2ヶ月程で
その親子猫はいなくなります
「迷惑だ」と思っても
どうかそのままにしてあげて下さい
逆に、その産まれた親子を、より安全に子育てさせてあげたいならば
親猫にご飯を与えて下さい
そうすると、子猫が離乳期の時に
危険な餌のある場所までの移動がなくなります
そして授乳期でも、親猫が出産した場所でご飯がもらえることにより
親猫がご飯を食べる為に餌場にでかけなくなるので
長い時間、親猫が子供から離れる事がなくなり
野生動物等の危険が減ります
そして、その場で子猫たちが育ち、大きくなったなら
親子に不妊手術をして、地域猫として見守ってあげて下さい
居場所を新たに作らねばならない子達に、「居場所」を与えてあげることができます
もちろん、とことん助ける!ならば
親子捕獲して、室内で子育てをさせてあげるのが最善ですが
気持ちはあっても、現実なかなか難しい方が多いでしょう
出来ないことをやらねばならない、ではなく
今出来ることの中で、最善のコトをしてあげる、でいいと思うのです
どんな生きものにも
期間はそれぞれですが、親が必要です
猫の場合は、少なくとも4ヶ月~になるまで
親子関係は続きますし
室内で親子を見ていれば分かる通り
安全な環境を与えられた親子は、ずっと仲良く暮らします
(たまにウンザリしている母猫もいますが(笑))
野良猫の場合、人間がフォローしてあげても
産まれた子猫たちが皆育つってことは、本当に稀なくらい
外での出産育児は危険との隣り合わせ
せめてもの見守りを、どうかよろしくお願いいたします!
ご相談は必ず電話にてお願いします
※子猫相談は緊急を要する事も多いため、必ず電話でお願いします
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
さて、かあちゃん授乳タイムですが
ペコりんが離れませんー(笑)
ではまた♪
コメント