〜大切なお知らせ〜
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もひかん王国 07031571122
汗をかいたり、寒かったり
基地の中は、昼間はまだまだ暖房いらず
曇りの日は少しひんやりしますが
晴れると、お日様パワーと猫の熱気で、それはそれは暖かいです
集中してバタバタ動いていると、いつの間にか汗をかき
洗濯物を干しに外に出ると、ヒヤッとする日々
先日、外作業が長いので
気合を入れて、厚着で自宅を出たら
作業中に汗だくになり
身につけていたものを、次々と投げ捨てました(笑)
そうそう、寒い日には、足の指先が冷えて重なってしまうことがあり
ボラさんにそんな話をしたら
ツドさんは将来シモヤケになるよ!と、、、
指靴下の購入を考えている、今日この頃です(笑)
寒暖差の厳しいこの季節
皆様、お身体はどうぞご自愛下さいね
「まだ」41歳と思ってる私も
白髪が増え、老眼になり
白髪はいいけど、老眼は不便だし
まだまだ身体を使って愛護をやっていたいので
トシはとりたくないなぁ、、、と
そんなトシになったんですね
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先日、緊急保護依頼がありました
メッセージを見ると、焦っている内容
そうだ、新HPにまだ電話番号をのせてなかった、、、
依頼は電話でしか受けないのですが
その電話番号がのってないんじゃ、どーすんのよ、、、
相談、保護依頼、問い合わせ
何でももひかんでは、電話受付のみです
07031571122
こちらまで、お電話下さい
最近は、電話が多くなり
折り返しも怪しいときがあります
お話中だったり、留守電になってしまったりと
着歴が残ったり、ショートメールで入ったり、ボイスメールだったり、、、
ひとつに決めてよ!と、思うけど
多分、その設定を最初に選んでるんだろうなぁ、と(笑)
どうにもしくみが良く分からなく、全ての折り返しもできているのかどうか、、、
電話が繋がらない時は、何度もかけて頂けたら助かります
しつこいのは全然オッケー
命かかってたら、当たり前ですからね
遠慮なくお電話下さい
緊急捕獲保護の現場は
お風呂屋さんでした
17号バイパス沿い、駐車場の広いこと広いこと
幸いな事に、子猫が逃げ込んだのは
従業員専用ドアの向こう
屋外ですが、子猫でさえなかなか駐車場に出られないような場所
そして更に幸いなことに
そのお風呂屋さんのスタッフさんが
可愛くて美人な上に、とても協力的!
あ、可愛いくて美人は置いといてですが、、、(笑)
(いや、本当に可愛いくて美人だったんですよ(笑))
捕獲器仕掛けて、あっという間に入ってくれました
子猫が何故そんな所に現れたのか、、、
色々な想像がありますが
私的には、エンジンルームに入って、プチ旅行をしてしまったのではないかと思っています
寒くなると、子猫は車のエンジンルームで暖をとったり
中にはそこで出産してしまうお母さん猫もいます
車の走行中、落ちてしまえば命取り
何とかしがみつき、車が止まったところで、逃げたのではないか、、、
これからの季節、こんな事は頻繁に起こります
うちにも、エンジンルームに巻き込まれ
尻尾と片足を失った子がいます
先日は、エンジンルームから乳飲み子が落ちてきた、ってこともありました
エンジンに巻き込まれ、死んでしまった話も数多く聞いています
エンジンルームからレスキューした猫は、数しれず
猫バンバン
とよく言いますが
バンバンしても、出てこなかった仔猫もいます
家の周りで野良猫がいる場合や
お出かけの際に、どこかの駐車場に車を停める場合
特に注意が必要です
猫バンバン、じゃなくて
猫ドカンドカン、位がいいかと
ドカンとやりたくない場合は
一度ボンネット、あけてみるといいですね
猫が好きじゃなくても
自分の車のエンジンに、仔猫巻き込んじゃったら、いやなはず
皆様、くれぐれもお気をつけ下さい
さて、捕獲した仔猫
多少の風邪はひいてるものの、特に問題なく元気です
依頼者さんの、素早い保護依頼決意が功を奏し
ひとりぼっちで一晩鳴いていた仔猫は
無事に保護できました
保護は、タイミングがとても大事です
君はラッキーガールだね!
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下半身麻痺のおむちゃん、その他連れて病院ナウ
甘えっ子のおむちゃん
逃げらんないから、待ち時間抱っこしてみたら
ゴロゴロふみふみ、しがみついて離れず(笑)
飛び跳ねた後ろ足が、何ともカワユス〜
下半身麻痺の子達は、どうしても尿トラブルがつきもので
そして、尿トラブル、待ったなしの場合も多々あり
それはそれは焦ります、、、
その他麻痺っ子たちも、試行錯誤の日々です
釣り糸が足に絡まり、壊死した部分にウジのわいていたさおり
大きくなったら、断脚予定でしたが
今はどうにか、傷口はふさがっています
が、さおりはかなりのお転婆娘(笑)
はしゃぎすぎて、先のない足を使ってしまうと
出血してしまうことがあります
できれば手術は避けたいが、、、
まだまだ様子見は続きそうです
介護部屋の女王さま、人工肛門のくるみ
すっかり大人猫になりました
性格は、、、相変わらずワガママ(笑)
でも、くるみは
一生分以上の苦労をしてきた子だから
ばーちゃんになっても、ワガママで許す!(笑)
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里のお話
顎に腫瘍があり、一年前に保護となった里
エイズ陽性でした
癌の治療は、手術で3回も腫瘍をとってもらいましたが
再々再発、もう手術は不可能となりました
その後は、副作用のない抗がん剤で進行を抑えてきました
癌の治療中、FIP発症
FIPの治療も、完治までがんばりました
がんばったのに、癌の進行は食い止める事はできず
今は痛みを止めることに専念しています
真四角に太っていた身体は、あっという間に痩せこけてしまいました
里には、ボラさんが寄り添ってくれています
こんなにも幸せな保護猫は、そうそういないと思います
きっと、近い将来、お別れがやってきます
でも、あのまま外で人知れず消えていくより
生きる為に保護され
手を尽くされ
保護してから、たったの一年でも
関わる人間に生きてほしいと願われ
関わる人間のできる限りで手を尽くされ
その中で死ぬことに、大きな意味があると思います
その為ならば、出来る事なんだってするべきだと、思うのです
愛護は、かけられる医療にも、限界があります
環境にも限界があります
でも、その子に生きて欲しいと願う人間の心は
うちは、どこの飼い主さんにだって負けません
その想いを、まずは全ての子達に
私の一番の目標はそこだと
里に寄り添うボラさんを見て、改めて思い直しました
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たくさんの子達を抱えれば抱えるほど
不調の子達は常にいて、、、
白血病、エイズ他の免疫疾患、重症のケガ
ケガなら治るから良い、、、とは言うものの
それにより、ケガが治っても、食べる事すら忘れてしまう子もいます
その他、排泄麻痺、身体の麻痺、後遺症で神経症状の残る子達
手もお金もかけねば生きる事すらできない子達がたくさんいます
今日の診察で、新たにFIP2頭
治療しても治療しても、常に治療中の子達が2〜4頭います
大丈夫だ、母ちゃんがしっかり治してやるからな!
なんて心で思いながらも、頭の中は数字の計算でいっぱい、不安がいっぱい
さすがに今夜は、久しぶりに頭痛がひどい、、、
多くの子達を抱えるもひかんでは
1頭に多額の医療費をかけ
うちの子達皆を生かせなくなる程の医療にかけることはできません
FIPの治療は、本当にギリギリのラインだと思ってます
治療すれば治る病気になりましたが
現在、1頭にかかる治療費は、ウン十万です
それでも、つい数年前までは
FIPが発覚した瞬間は、絶望のみでした
それが、悩みや不安に変わっただけでも、ありがたい事なんですよね
目の前のその子から、目を背けないこと
自分が辛いからと、目を背けないこと
自分が大変だからと、目を背けないこと
心が貧しく、心が弱い人間は
それが一番大変で、一番難しいけど
猫からは、ただただ生きたい意思が伝わってきます
何ができるとか、できないとか、そうじゃなくて
猫から勇気をもらって
目の前の命に、自分が向き合うこと
世の中の不幸な子達の命に、自分が向き合うこと
1頭のFIPの治療では、愛護は全く進みませんが
1頭を想えない人には、多くは思えないと思います
殺処分ゼロ、不幸な犬猫ゼロ
漠然と常に頭にある言葉ですが
まるで夢のような、遠い遠い言葉に感じる程です
うわべだけの愛護ではなく
1頭1頭を想う愛護が進んでほしいと、強く思います
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