〜大切なお知らせ〜
「一般社団法人 もひかん王国 いのち部愛の手課」のブログ、SNS等に掲載されている全ての内容について(文章、画像等)、複製、転載、転用等の二次利用を固くお断りします
もひかん王国秘密基地にご用の場合、まずはお電話にてご連絡を頂いてからの訪問をお願い致します(常連さんについては特に連絡はいりませんし、門付近に支援物資を届けてくださるいつもの支援者様は、大歓迎です!いつもありがとうございます!)
もひかん王国 07031571122
センター引出し本所✕2とルナと色々
前回のブログから、かなりのイロイロな事があり
新たな引出し2頭
寸前にバタバタ引出した子達の容態もまだ安定しない中
突然の新規保護も3頭
入院していた子達の退院受け入れ
白血病の茶丸のこと
そして、現在傷病猫の捕獲を試みながら
今日には、これまた戦わなくては、、、の案件も飛び込んできました
ルナの日獣診察も終わり、生活も落ち着かせねば
救われたのは、ルナの診察結果と
TNRが今週末だ!とひとりであたふたしてましたが
実は搬送は来週末だったこと(笑)
そして、引き出しの子達が生きていること
その他色々な連絡事項等、遅れがちになっておりますが
とにかく命最優先に動きます
命は「この時」を見過ごしたら
取り返しのつかないことになる事がありますので
今やるべきことを、ひとつひとつ、やっていきます
皆様、ご理解、ご協力、よろしくお願い致します!
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
日本獣医生命科学大学付属動物医療センター
![](https://mohikan-oukoku.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211016_225932-896x1024.jpg)
循環器専門の先生の診察を受けました
行きは遠距離や高速を恐れ
携帯酸素持参、下道でなんと3時間半
余裕を持って6時出発したのに、到着は予約の9時半を少し過ぎてしまいました
遠かった、、、
そして、診断は、ファロー四徴症ではなく
![](https://mohikan-oukoku.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/1634392817997-768x1024.jpg)
ルナの先天性心疾患は、3つであることが分かりました
とにかく、この1,2ヶ月の成長過程で奇跡が起こることを願い
手術に挑むことができるよう
生活環境に配慮していくことになりました
それにしても、、、診察前にお勉強していって良かった!
この私が、診察室で先生の話してる事が良く理解でき
充分に納得して帰ってきました
本当にお陰様です
僅かではありますが、希望の光も見えました
本当に、行って良かった、、、
この日の為に、数名のボラさんが踏ん張ってくれました
診察のお供もそうですが
夜担当ボラさんは、仕事前にお世話に朝4時過ぎからお世話に入り
ヘルプの為、その日のボラ予定のボラさんも朝4時に基地入り
前日にも翌日に無理がないように、ボラさん大奮闘です
当のルナは
「今日はチュールがイッパイもらえるにゃぁ」と喜び
診察に疲れ、またまたご褒美チュール
![](https://mohikan-oukoku.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/1634402114952-768x1024.jpg)
その後は車でスヤスヤ眠っておりました(笑)
こちらの心配、苦労をよそに、本人爆睡(笑)
こんな事が、いつまでも続けばいいなぁと、、、
予想よりも診察結果は良かったのですが
それでも大きな疾患を抱えている事には変わりなく
突然死のリスクも常にあります
うちには多くの様々な疾患を抱えた子達が暮らしていますから
ルナひとりにかける時間はやはり少ないですが
その中での精一杯を
1日1日、大切に過ごしていきたいと、思います
また、報告致します
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
センター本所引出し
![](https://mohikan-oukoku.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211016_225858-1024x768.jpg)
下半身完全麻痺です
名前はふじさん
![](https://mohikan-oukoku.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211016_225845-1024x768.jpg)
この子も、下半身完全麻痺
名前はぼーちゃん
2頭とも、交通事故でしょう
脊髄損傷です
ぼーちゃん、外傷がなかったので油断してましたが
お玉のあたりに、なーんか白いもんついてるなぁ、、と思っていたら
なんと、ウジウジの卵でした
昨夜中、排尿介助をしようとしたら
うごめく白い物体、、、
既にボラさんは上がった後、、、
マジカヨ、、、とテンションダウンしましたが
もっとしっかり観察しなかった自分が悪いし
ぼーちゃんに申し訳ないことをしてしまいました、、、
夜な夜なコツコツ取り除いた憎むべきウジウジたち
![](https://mohikan-oukoku.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/1634402700654-1024x768.jpg)
今年の夏からには、何頭ものウジウジ発生していた子達を保護したので
私のウジウジ免疫はバッチリです(笑)
![](https://mohikan-oukoku.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/1634403146197-1024x768.jpg)
交通事故から、時間がある程度経過していたのだと思います
背中は古傷になっていたし
きっと、オシッコ垂れ流して、うずくまっていたんだ
それで卵がついていたのだ、、、
だから、脱水もひどかったんだ、、、
、、、と予想してみたら
ぼーちゃんが愛しくてたまらなくなりました
本当に、、、恐怖でしかなかったでしょうね、、、
![](https://mohikan-oukoku.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/1634403151524-1024x768.jpg)
レントゲンも、何枚も写真を撮らせてもらったのですが
ふじさんのなのか、ぼーちゃんのなのか、はたまたダミのなのか
分からなくなってしまった、、、
![](https://mohikan-oukoku.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/1634403146050-1024x768.jpg)
ふじさんもぼーちゃんも
色々なショックからなのか、まだ自力でご飯を食べず、強食です
それでも引き出しから数日
毛づくろいをしたり、ケージをぐちゃぐちゃにしたりして
接する最初のご挨拶は「シャー!」になりました
でも、これはとても良い事なんです
こんな引き出しの場合、最初大体の子達は、意思表示が全くありません
そして、触られると身体は緊張し、ガチガチになり、呼吸が上がってしまうのです
時間が、かかるのです
シャー言われると、お世話をする私達は構えますが(笑)
怒る=感情が出る、なので
怒る顔に、ホッとするもんです
猫はとても繊細で、神経質な生きものですからね
とりあえず、ヒトヤマ超えたかな?
ここのところ、本所の引き出しが続き
皆下半身がやられていました
前回のブログに載せた引き出しのダミ
![](https://mohikan-oukoku.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211016_225911-1024x768.jpg)
(書類を忘れて、掲載情報で報告しました)
![](https://mohikan-oukoku.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/1634403146037-1024x768.jpg)
骨盤と脚の骨折手術から帰ってきました
麻痺かと思われたダミでしたが
なんと!
今日初めて立ちました!
起立不能で収容されても
歩けるようになった子達はたくさんいます
骨盤も左足も、先生に治してもらったし
手術の傷が癒えれば、もっとしっかり立てるようになるかも、、、!
引き出し当初の緊張顔は消え
アマアマダミに変身しましたよ〜
殺処分なんて、してはいけない
生きているんですから
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
昨日はここまでで寝落ちをしました(笑)
そして今日もとんだ事件が起こり
夜な夜な現地確認も
残りのご報告は、また次回にして、、、
最近、つくづく感じる事があります
もひかんは施設があるので、保護活動も行っております
多くの猫たちのお世話は、時間も人手もかかり
もちろん、施設を設けるまでにも
大変な道のりがありました
何より、関わるボラさんたち、関係者さん
ひとりひとりのガッツがあるからこそ、もひかんは成り立っています
多くの猫を保護しているからといって
1頭の保護が簡単にできる訳ではありません
まずは、その子を抱える覚悟
そして抱えたら、言い訳は通用せず
何が何でもやらねばならないのです
「○○だから」
「でも」、「だって」、「助けたいけど、、、」
やらない理由はあげればキリがなく
理由をあげてやらないならば、そこまで、と思っています
もひかんだけで救える命など、あるわけがなく
たくさんの人達のお力添えがあるからこそ、活動していけています
相談者さんの目の前にある命
相談者さんが助けたいと思って始まる動き
そこに、相談者さんの協力がない場合
その時点で、もひかんでは保護を受ける事はできません
もひかんは、相談者さんに協力する立場として、活動しています
今日も、大変な1日でした
たくさんの人達が大変な想いをして、命を維持しています
命を救いたくて集まった人達ですから
それを外に押し付けるつもりは更々ありませんが
何もやりもせず、皆の頑張りを簡単に思われるのは
どうにもいい気持ちはしないもんです
私にとって、やっと命を救い続けるようになれたもひかんは
それはそれは大切なものなんです
そして、もひかんを支えて下さっているたくさんの方達へのご恩は
直接口で伝えることもままならずですが
全て活動で現していきます
今後とも、よろしくお願い致します!
コメント