野良猫たちの本能

猫の繁殖期は、春と秋

なーんてのは昔のはなし

今では、一年中と言っても過言ではないほど

いつでも発情期、出産期です

春に出産した母猫

生きていれば、現在子どもたちは生後3〜4ヶ月程

子どもたちが生きていても、既に子離れする母猫も多く

それ以上に、春に出産した子どもたちが

何らかの形でいなくなっている場合が多いです

その場合、子供を失ってからすぐに妊娠します

そんな母猫たち、現在は産後か妊婦さん

子供が育っていても、妊婦さん

野良猫たちはこんな事が、一年中繰り返されています

現に、多頭で入った深谷の現場

パルボの疑いがあり、命優先し

子猫の捕獲が全頭終わった所でTNRに入りましたが

捕獲した2頭のメス猫は、妊婦さんでした

しかも、捕獲から搬送までに出産

子猫達の捕獲には、1ヶ月程かかりましたが

全頭２ヶ月未満で保護しています

捕獲してすぐに出産したということは、、、

猫の妊娠期間が２ヶ月程ですから

小さな子猫が手元にいながらも、既に妊娠していた

ということです

現場を見て、パルボ騒動がありながらも、間に合うように段取りをくんだはずでしたが

猫の子孫繁栄本能の方が、一枚上手でした

今はもう、これが当たり前なのか、、、

TNRは、妊娠したから、子供が産まれたから、するものではなく

その猫が出産すること前提で、やらねばなりません

人間は、増えて困ってから、腰をあげるから

必然と「存在したら困る命」が後をたちません

そして、そんな子たちは

「なかった命」として、消えていき、消されていきます

こうして、保護される子達は

ほんの僅かな子達で

各団体がいくら保護をがんばったって、救いきれる数じゃないのです

活動は、目先の事に囚われがち

目先の事をやりとげるのに、ものすごい労力とお金がかかりますからね

かといって、相手は命

ひとつの命をないがしろにすることはできません

なら、目の前にいる子達の為にも

そうじゃない子達の為にも

活動していかねばならん訳です

いつだって、あーだな、こーだな

話していても

だって、見捨てられるんか？に辿り着き

そこまで追い詰められ、上へ上へ目指していくと

いつの間にか、目の前にいない子達の為に

どうにかせねば、と思うもんなんですね

その、目の前に現れた子達

掃除をしてもしても、何がなんやら（笑）

保護した時からFIP、治療のため、練馬まで行ってきました

現在治療中、元気元気！

まだ要観察期間ですが

飽きるので廊下で遊んでいます

走る走る（笑）

この子達は、生後一週間程の大きさですが

なんと、歯が覗いてるんですよね、、、

最近の乳飲み子は、月齢と大きさが全く伴わず

１頭は、突然軽い発作のような動きをします

ヒヤヒヤの毎日が始まりました

この子達は、昨日の保護ですが

今夜には随分と動くようになり、力が出てきたかな、と思います

子猫の保護、今年は既に７０前後

一年で相当数になりそうです

これも、彩の猫さんとの、共同事業あってこそ

それこそ、お互い行き来することは増え、責任を負う命も増え、忙しくなってますが

実働できるありがたさ、助けられる喜び

本当にありがたい事です

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魚の次はキャベツ？！

魚の次は、キャベツスリッパ♪

小さめなので、基地内の作業にピッタリ

外では魚スリッパを愛用していますが

結構出かけた先で、褒められるんですよね♪

おデブちんの上に、更におデブちん（笑）

介護部屋、おっさん会議の覗きがバレた瞬間（笑）

ジョージ気にせず（笑）

介護部屋、よく汚れます

汚れたら、ひたすら掃除です

右目突出、下顎骨折のアゴ助

まだ自力で食べず、強食ですが

少しずつ、感情が出てきました

トイレがお気に入り♪キレイなトイレは、みんな大好きです

この子は、センター本所の職員さんたちが慌てるほど

ショックで呼吸もあがり、ギリギリでした

ギリギリでも、やれることがあるならば、やれる限り

今頃きっと、「生きてて良かった」と、思い始めてるはず♪

そういや、近々、動物指導センターの認定譲渡団体の視察があります

ご指摘には、しっかり対応する心構えで、迎えたいと思います

暑い日が続きますが

そんな日々こそ、元気にいきましょう！

小さな海里画伯の作品♪

お勉強より、絵が大好きな娘

獣医さんへの道は険しく、、、（笑）