多頭現場はどこにでも

現在TNRに入っている現場は、最終的には50頭位いたのですが

ボラさんの素晴らしい毎日の観察、お世話により

終息へと向かっています

なんといっても、このボラさんがいてくれたお陰様で

私は楽チン楽チンをさせてもらっていて

最初の介入日、もちろん命の危険な子達を保護しましたが

それ以降はほとんど、保護なしでこれたのが

私の楽チンの大きな理由のひとつです

(ボラさんは大変ですよ、仕事、基地の作業の中、毎日餌やりですからね、、、)

家主さんは猫をいじめたりせず、毎日ご飯を与えていました

ただ、不妊手術をしていなく、近親交配を繰り返し

その上安いフードを与えていたので

親猫はただでさえ近親の繰り返しでヒョロヒョロな上に、栄養失調、、、

そして産まれた子どもは育たず、、、

これじゃー、子猫は全頭保護しなくちゃだし

親猫のTNRだってままならず、、、

(健康状態の悪い猫に関しては、一時保護で状態を良くしてから不妊手術することがあります)

初の介入日に、家主さんに毎日餌やりに来る了解を得て

それから毎日のせっせと良質な餌を運ぶ毎日

そしてそのお陰様で

猫たちは健康ツヤツヤになり

オマケに毎日通うから、猫の個体識別まで完璧

安心して手術に行けるし

介入後に産まれた子猫たちも、スクスク育っています

多頭現場は、依頼者さんや餌やりさんの協力がなければ

とてもじゃないけど、解決までなかなか、、、です

そして今日は18頭の現場確認に行きましたが

やはり最初は保護はつきもの、、、

低体温に陥っている、生後2日目にはいったばかりの乳飲み子2頭

連れ帰ることになりました

産まれたてホヤホヤは久しぶりですが

どうしよう、大丈夫かな、世話できるかな、、、

などとは悩む選択肢は、私にはない！

私は生活のほとんどを活動にあてていますが

それでも時間が足りない毎日なので

昔は精神的にも神経すり減らす乳飲み子の世話は

かなり構えていたんですけどね、、、

今手に取らねば死しかない命を前に

置いちゃーこれんでしょう

悩んでも意味無いですからね(笑)

現地でこれは厳しいか、、、と感じた1頭は

帰り道途中、ボラさんの手の中で息を引き取りました

ミルクをほんの一滴程、喉を動かして飲みました

この子が飲んだのは、これが最初で最後だったかもしれません

手に取った時は冷えきった身体でしたが

息を引き取る時は、ホカホカなまま、、、

あと半日早ければ、、、ついつい考えますが

んなこと考えても、この子は生き返らんので

頑張ってる1頭を、もひかんで精一杯育てます

この子は落ち着いたら預りさんのとこに行く予定

今では乳飲み子預りさんが待機してくれてるので、本当に助かります

、、、多分(笑)

明日電話してみよっと(笑)

少なくても安定するまで1週間程は、私が連れ歩きます

体温が上がり、ミルクも少し飲めて

良く寝ています

いつ見てもこの体勢ですが

今、グングン回復してる途中でしょう

目が覚めた時には、声を出して

お腹減ったよーーー、と

鳴くはずです！

生きるんだーーー！！！

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ある日、基地内を移動中、おじさんの群れを発見(笑)

ボラさんによる、耳掃除待ちでした(笑)

大きなおじさんたち、遂にボラさんに登り始め

合計何キロ？！(笑)

可愛い可愛いおじさんたち

おじさんと言えば、、、

かなりおじさんシリーズでは初代の、排泄麻痺のジャンボ

肝臓に広範囲で腫瘍が見つかり

かなり痩せてしまいました

オムツのサイズはMからSになり

絞るおしっこは、黄疸で真っ黄色です

名前の通り、ずんぐりむっくりのおおきな身体のジャンボ

来た時からそこそこの高齢でしたが

エイズ部屋のドン的な存在で

次々とやってくるおじさん猫たちを

快く受け入れてきました

本当に気のいい、心優しい子です

おじさんでも、私の中ではずっと私の子

この子のお尻を、毎日毎日、何回洗ったことかね、、、

活動を始めて8年、付き合いの長い子達もいます

だんだんみんな、歳をとるねぇ、、、

最後の時間、できるだけ抱っこしようと思ってます

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

11月6日、えんのうじ様で、もひかん譲渡会！

元気の有り余る子猫たち、参加予定です！

そして、ヒロショウさん、ハロウィンイベント

是非ご来場ください～