〜大切なお知らせ〜
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もひかん王国 07031571122
TNR、地域猫のお話2
前回、TNRとは何か
地域猫活動とは何か
みたいな事を、私なりの経験と知識で書いてみましたが
どちらがいいの?と言われれば
もちろん、地域猫活動です
もしも、そこの地域にそんなチャンスを見つけたならば
地域猫となるように、自治会長にお話してみたり
地域の方々に理解を得に出向いたりします
何故かって、、、
猫を「邪魔もの」にされない為です
どうにも、猫に関わる現場は
マナーが悪かったり
猫好き側が、自分本位だったり
猫嫌い側が、自分本位だったり、、、
数年前(何年前か忘れた、、、)にTNRをした現場
全部で10〜20程の猫たちをTNRし(何頭かも忘れてしまった、、、)
やむを得ず、保護もあったと記憶しています
そんな現場の餌やりさんから
切羽つまった連絡がありました
代わりの餌やりはお願いしているが
どうにも心配な猫がいるらしく
保護依頼でした
一旦基地に入れば、目の前の琴似追われるので
基地入り前に見てくるか、、、と行ってみると
、、、なんじゃ〜こりゃ!!!
何処を見ても
ゴミ、ゴミ、ゴミの山、、、
確かにね
猫に関するゴミはほとんどないんですよ
ペットボトルや本、酒の瓶ナドナド、、、
なんと非常識な、、、
ここ、夕方には、野良猫がご飯を食べに集まる現場
これじゃ〜、猫の印象も悪くなるでしょ、、、
でもさ、考えてみるとね
ゴミを捨てる人間が
ゴミを拾うわけがないんですよ
「自分が捨てたんじゃないから、、、」で
そのままにしておけば
そこはあっという間にゴミ山ですよね
確かに、ひとりで拾うには
多すぎるゴミです
でも、現場の餌やりさんは、数人いるし
猫の為なら、拾うべき、、、
この現場は
猫=非常識人間=ゴミ
となっても仕方ないような現状です、、、
その場所で、野良猫が生きていけるようにするのには
TNRのみならず
こんな配慮も、必ず必要
他人が捨てたゴミを拾うも猫の為
猫好きな人たちで
そのへんは楽しくやっていきましょう
そして、猫が好きでも嫌いでも
野良猫減らすのにはTNRです
保護だー、餌やりだは
猫好きな人たちがやればいいけど
猫嫌いな人たちもそこは皆で協力して
やっていきましょう
さて、来週はどこかでここのゴミ拾いです
もちろん、ボラさん道連れです(笑)
すべての子達を保護することはできません
でも、保護ができなくても
外の猫たちにしてあげられることは
たくさんありますね
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今回のTNRは、元気な子達は皆無事に帰っていきました
この子は、捕獲した時点で
治療保護に切り替えた子です
ほっぺに大きな傷
左前足に深い傷です
顔が欠けているように見えますが
ここの傷はそこまで深くないようで
飛び出た目は、ひっこんできました
が、肉芽が盛り上がり、皮膚ができるまでには
まだまだかかりますね、、、
良くなって、不妊手術終わる頃に外に戻すことは
なかなかできず、、、になるでしょう
こうして保護猫は、増えていきます(笑)
こちらはTNR後、めっきり食欲なくなり
これじゃぁ外に戻せん、、、ということで
診察です
お薬飲んでますが、元気になりました
エイズ陽性、、、エイズで良かった、、、
ついでに人慣れしてます
良かった、、、(笑)
こうして保護猫は増えていきます(笑)
ほっぺ、ささみ、もひかんへようこそ!
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今日は伸びに伸びたやっとのお届け
里親様のご理解に、心より感謝です
雪予報で早く出発
行きはかなり降りましたが
帰りにはほぼ雨になり、一安心
今日は朝から病院搬送があり
扁平上皮癌のうっしっし、手術→病理→確定診断になり
片耳は耳の中までとる、再手術となりました
片耳は聞こえなくなりますが
片耳が聞こえれば
室内生活は問題なし、です
シチュー、乳腺腫瘍からの乳腺全摘手術
2頭の治療のための手術となりました
こちらは、現在FIP治療中の
さば太郎とエイプ
とある同じ現場でのFIP発症が多く(さば太郎は多頭現場保護)
そして、下半身麻痺の猫にも
発症が多く感じます(エイプは交通事故により、センター引き出しの猫、下半身麻痺です)
FIPは、まだまだ安定した治療とまではいきませんが
治療薬のみならず、他にも効果を上げる薬をも見つかってきて
治る病気になってきました
ただ、治療を取り入れている病院が少ないことと
費用がまだまだ高額なのが現実です
助かる病気を
治療せずに放置し、死ぬのを見ているだけってのは
どうにも耐え難い、、、
諦めずにがんばれば
その子の未来は、広がるのですから、、、
そして、何といっても予防策!
これは引き続き、徹底してやってまいります
200頭前後の保護猫の中でも
傷病猫が多く
半分は介護部屋、エイズや部屋、隔離部屋で暮らす猫たちです
先生のご理解を得ながらも
3月までの医療費には、自分でも目玉が飛び出ると思います
ここまで猫を救えている喜びと
皆様のご理解への感謝の気持ち
そして、どこまでやっても、足りない想いと、、、
とにかく、昨年の4月から
殺処分対象の傷病猫を手掛け続け
相談のあった傷病猫についても
断ることなく、受け入れてきました
とにかく、諦めないこと
諦めたら、その命はそこで終わり
よく考えてから、、、なんて悠長な事は言ってられんのです
やれるだけやってみて
壁にあたったら、乗り越える術を探すのみ
もひかんの活動は、本当にそんな感じです
殺処分の内訳として
崩壊から感染症のある子達が処分になることが多いと聞きました
今年度の活動を全体的にみて
次なる目標として
やはり、もひかんの役割とは、そこだよな、、、と思っています
皆の小さな力をかき集めて
小さな命にせめてもの
「生きる自由」を与えていきたいと思っています
皆様のご理解と猫へのお気持ちを
どうぞよろしくお願い致します!
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