TNRって、なに？地域猫って？

最近は、2つの事に頭を使いまくっていて

手術の予約はすっぽかすわ

TNRの段取りはなかなか組めないわ

私の頭のキャパは、たったこれだけの事で

埋まってしまうのか、、、と

あぁがっかり、、、

まぁ、忘れっぽいのは今に始まったことではないし

3歩歩かなくても忘れる始末ですから（笑）

いつもの事っちゃいつもの事なんですがね

「ここだけはまずいっしょ」というポイントを心得ているつもりなんですが

今回ばかりはひどいっしょ、、、

、、、ほんとダメねぇ、、、

ご迷惑をおかけした皆様、本当に申し訳ないです、、、

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その2つの案件に関わり、共通していること

TNRに地域猫活動です

TNRとは

T　トラップ＝野良猫を捕まえること

N　ニューター＝不妊手術(この際に、片耳に耳カット)

R リリース、リターン＝元いた場所に野良猫を戻す

このブログを読んでいる方は、ほとんどの方がご存知でしょうが

今回驚いたのが

R　リリース　は、捕獲した場所で猫を放す事を言いますが

捕獲場所が危険な場所だったり

虐待事件があったり

苦情の多い場所だったりすると

捕獲場所と違う場所にリリースする活動家の方がいるようです

猫のためを想っての行動なのかもしれませんが

絶対にしてはいけません

知らない場所に放される、猫の身にもなってください

縄張りの他の猫に追いかけられるかもしれない

危険な場所もわからない

安心して休める場所も分からないでしょう

何より、ほとんどの猫たちは

元の場所に戻ろうと

移動を始めてしまいます

慣れない地域では、交通事故など

様々な危険が待ち受けているのです

地域の問題としても

どこの地域にも、猫が苦手な人はいますし

知らない場所に放されて、困った猫を見て

胸が痛む人もいるでしょう、、、

野良猫を人間の勝手な考えで移動することは

猫の為にならないばかりか

周囲の地域住民にとっては

迷惑行為にあたり

遺棄と同じに値すると思いますが、、、

自分が猫が好きで、猫を守りたくてやっていることが

自分本位になってしまえば

周囲の理解は得られることなく、猫は更に問題視されてしまいます

猫の為にやったことが、猫にはマイナスになってしまうのです

自分の手で抱えきれず、守り切れない猫たちを相手に

活動者たちの行動に、耳を疑うことも、しばしば

「何のために活動してるの？」

「あなたの為にはなってるみたいだけど、本当に、猫の為になってますか？」

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埼玉県では、地域猫活動を推奨してはいますが

その内容を知る人は少なく

現時点で身近で行われている活動は、地域猫活動には程遠いものです

私達がやっているのは

ほとんどが、野良猫繁殖制限のための、TNR

じゃあ、地域猫活動とTNRって

何が違うのさ？？

TNRというのは

上にも書いたように

野良猫を捕まえ、不妊手術を施し

繁殖制限をかけた状態で、元の生活に戻すことをいいます

地域猫活動とは

TNRをする上で

自治会や地域住民たちで話し合い

理解の元、地域住民によりTNRをし

そこの地域の人たちで

餌やりをやり、できる限り糞尿の後始末をしながら

TNRした猫たちを見守っていくのが

地域猫活動です

繁殖制限のみならず

適正な管理をすることによる、環境美化の改善

そして、「殺処分でなく、共生」から殺処分削減を目指す訳です

現場現場により、決まりごとは様々だと思いますが

そこに最も必要なのは

猫がどうこうでなく

猫好きな人が、猫嫌いな人への配慮を忘れないこと

猫嫌いな人が、猫好きな人への配慮を忘れないこと

どちらも、猫が増えてほしくないと思っています

ゴールは同じなんです

そして、野良猫の殺処分をしない時点で

野良猫を減らすには、TNRしか道はないのに

目的地は見えているのに、、、

人と人は揉めるんです、、、

私は猫の不幸がいやで、愛護をやっていますから

どうせTNRなら、より良いTNRを目指して活動します

そして、野良猫は人間のワガママ故に

過酷な生活を送っていますから

より良いTNRは

猫に対しての、せめてもの償いと思っています

野良猫の苦情なんて

どんな内容にしろ

ただの人間のワガママにしか聞こえないんですよね

TNRをやっているのは

行政機関ではなく、私たちのようなボランティアの方々なんですが

それだけでもかなりの手間と労力なわけです

そのうえ、苦情の処理や地域への理解までひとつひとつやっていたら

いつまでたっても、野良猫の不妊手術は進まず、、、

苦情処理、地域への理解だけでも、行政機関が責任もってやってくれたらね、、、

県や市が推奨している地域猫活動の中の、TNRをやっている人たちは

私の周りにもたくさんいます

そんな人が、今回熊谷市環境推進課の苦情受け流しで

かなりまいってしまいましてね

地域に配慮しながら、常識あるTNRを

資金、時間、労力をかけてやってくれる善良な市民を追い込むなんて

とんでもない！！

と、熊谷市環境推進課にお伝えしました

中立中立といいますが

猫が好きでも嫌いでも、解決方法は同じ、TNRです

そして、TNRを実際にやっているのは

猫を救いたい人たちばかり

何もせずに、文句ばかり言ってる人より

よっぽど地域の為になってると思いますよ

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さて、TNRの流れで、、、

本日は不妊手術搬送１１頭

一日かけて、所沢まで搬送です

今回、捕獲失敗多く

野良猫TNRは、４頭でした

手術は無事に終わり、術後管理に入っています

今回、もう一匹捕獲できていたのですが

負傷猫の為、急遽治療保護に切り替えました

瘡蓋でよく見えませんでしたが

想像以上に大きな負傷

取っ組み合いの喧嘩でもしたか、、、

化膿して、傷口が悪化したのだと思います

さて、傷のケアをさせてくれるのかしら？（笑）

栄養失調から、肩から下の被毛が

赤茶けて、薄くなっています

しっかりと栄養とらないとね

仮名はほっぺ

ほっぺさん、どうぞお手柔らかに、、、（笑）

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ついつい長くなってしまいました

最近、私の周りが、バタバタ落ち着きません

私の周囲にいる方々、どうぞお気をつけて、、、

伊勢崎の個人ボラさんより依頼を受けたえびちゃん

眼球突出、下顎負傷、ぶち切れさん、、、

保護からどれくらいたったかな？

治療も終わり、シャー猫のままフリーになって、数ヶ月、、、？

気が付いたら、人間を信用してくれてました

いい写真でしょ！

こーゆーの、本当に嬉しいですね

ボラさんたちと、撮影会しました（笑）

長くなってしまったので、保護猫たちのご報告はのちほど！