〜大切なお知らせ〜
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もひかん王国 07031571122
みんな生きたい、生かしたい
多くの子達を手がけるもひかん王国では
様々な境遇、状態、性格、見た目の子達がやってきます
そもそも、ボランティアで活動するならば
保護して譲渡、、、が回転させる一番のやり方ですが
現実はそう甘くないものです、、、
どちらかというと
「譲渡の決まらない子」の方がかなりの保護数を占めます
(↑新規保護、しんじ、怪我、ほっぺに膿が溜まっていました、白血病)
その理由としては
・人慣れしていなく、触れない子
・病気を背負ってる子
・成猫や高齢猫
(↑新規保護、きゅうちゃん、高齢ガリガリでベタベタつき)
これらの全てが揃ってる子達も珍しくはありません
そして、「健康で譲渡出来る子」でさえ
居場所のない子と受け皿(適正飼育して下さる里親様)は伴っておらず
受け皿の方が圧倒的に少ないのが現実です
当たり前ですが、保護しなければ生きられない子達というのは
普通に扱えない子達や、病気や疾患でより手のかかる子達が多いのです
(↑新規保護、かえで、ふくらんだお腹は病気かと思ったら寄生虫だらけ、めっちゃコワイ(笑))
うちでは、相談事は聞かずに断るって事はしていませんし
相談は直接電話にて受け付けております
例え保護ができなくとも
その子に対して、何か少しでも出来ることがあるならば
との想いで、対象猫の状況、状態を聞き、現地に行き
相談者さんと出来ることを模索します
相談は絶えることなく、現地相談は待ち状態
そして活動内容は、いくら気持ちがあったって
人手と時間とお金次第、、、となってしまいます
(↑左、ゆうはお腹が裂けていました、右、れいは外で出産を繰り返していました)
どこの子だろうが、どんな子だろうが、生かしたい中で
最も緊急性が高い子達から手がけていく、ってのがもひかんの方針です
そして「生きられない緊急」ってのは、状態が悪いってのは当たり前ですが
その後ろに係わる人間たちの影響だったりもする訳で
(↑新規保護、ペク、餌やりさんがいなくなり、保護後心臓病末期が判明)
保護しか選択肢のない子達が溢れかえっています
じゃー、保護できなかったら、目の前の子達はどうなる?
私の猫じゃない、私には関係ない
皆がそうだったら、目の前のその子達は
生きる術はなくなってしまいます
(↑事情あり、小学校から一時預りを受けました)
様々な事情から、新規保護は止まらず
保護すれば、現地は解決
私たちの戦いは、その後から始まります
受け皿ばかりの活動では、何も変わらず
そして、保護生活が猫にとって一番の幸せではないのです
根本的な所を掘り下げていかねばならないのに
何故か社会は、その受け皿にばかり厳しくなり、眼を光らせ
掘り下げねばならない所には、蓋をしてしまいます
楽をしたい人間という生きものの、悪いクセ
これって、愛護ばかりでなく
様々な社会問題がそうなんだと思います
実際、愛護をやっているだけでも
その他色々な問題を目の当たりにしますし
実際、猫はそんな問題に巻き込まれているだけの事がほとんどですしね
もはや原因は猫が好きとか嫌いとかの問題ではありません
私たちはたまたま犬猫が好きだから、活動できているのだと思います
好きだからこその活動ですが
どんなに真剣に向き合っても、理想通りの結末はほとんどなく
自分の無力さを痛感する日々
ひたすら純粋に生きることに一生懸命なひとつひとつの命たち
真剣に向き合うからこそ
この子達から教えられる事は、とても深く
当たり前の幸せに、つくづくありがたみを感じる毎日です
そして今は亡き子達から教えてもらったこと
次に出会う子達の為に、活かしていくこともまた
私たちのやるべき事、だと思っています
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
さて、みかんですが
あの後、理事やトレーナーさんが様子を見に行ってくれてますが
生活はかなり落ち着いた様子
無駄吠えも少なくなり、皮膚は順調に回復中です
当時は先の不安から、みかんを手放すことを考えていたお母さんですが
いや、そもそもそんな簡単に引き取り先は見つからん、ってことでの今回の計画となった訳ですが
終わってみたら、お母さんの不安も取り除けたようで
手放す話しはしなくなりました
みかんが苦痛なく、のんびり暮らす姿を見て
お母さんも前を向けたのでしょう
皆様のお気持ちにより
みかんの苦痛のない時間が流れ始めました
ありがとうございます
人が困った時には、人の助けが必要です
そして、必要な助けはその人それぞれだし、出来る助けも人それぞれ
責任責任と重たい事ばかり言わずに
まずは一歩踏み込んでみたらいいじゃないか?と思うのです
行動しなけりゃ、何も変わらんです
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保護したばかりなのに、人を呼ぶようになったしんじ
この表情、、、(笑)
まだ一応シャーは言いますけどね
元々、野良猫生活が向いている子なんていやしない
外生活をしていれば
自らの命を守るために、攻撃的になる子ばかりです
うちに来て、人慣れする子としない子とそれぞれですが
ご飯の時間には、ほとんどの子達が下に降りてきます
「ここは安全」と思えることが
それまで外生活で苦労を重ねてきたうちの子達にとっては、とても大切
「ご飯ご飯♪」とウキウキしながら待つ姿
安心してスヤスヤ眠る姿
身を任せて甘える姿
とにかく愛しく、最高のご褒美です
そして、ボラさんたちに可愛がられる姿をみて更に
「連れてきて良かった」と思います
施設で当たり前のようにしている清掃やお世話、通りがかりのナデナデ
1日1日のソレが
保護施設ではとても大切な事であり
活動の中で、最も優先すべき事だと思っています
ポインも元気にしています
発作によりお散歩ができなくなったポインは、ドライブを楽しんでいます
コスモスなんだけど、ポインがつけるとまるでハイビスカスに見えるのは私だけ?(笑)
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譲渡会、年内最後となります
12/8(日)13時~16時、圓能寺様にて
※日暮れが早くなったので、30分繰り上げての開催です
今回も、活動にご理解下さるお店様の出店ありです
愛護活動に興味のある皆様、是非ご来場くださいませ~♪
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