〜大切なお知らせ〜
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煮詰めたり、緊急だったり
子猫たちが次々と預りボラさん宅へ移動し
預り待ち、我が家にはミルクで育てた4頭、施設ボラ宅には3頭です
大分お世話も楽になりました
(まだまだ預りさん大募集です!)
子猫たちは預りさん宅に徐々に慣れ
これから大きく大きくなることでしょう!
ご理解ご協力に、心より感謝です!
お陰様で少し余裕のできた私は
子猫相談も前向きに検討を続けることができ
何より外回りの時間がとれるようになりました
そして今週は連日予定いっぱいでして
しかも、ハシゴ日もかなり(笑)
すーぐ調子にのり、、、(笑)
結局忙しくてブログ更新が遅くなってしまいました、、、
外現場は煮詰めた現場だったり
電話もらったその日の緊急だったり
保護だったりTNRだったり
様々です
先日は瓦礫のヤマから救い出した親子のご報告をしましたが
18日にTNR搬送20頭予定を控え
あれから連日現地確認へ出ています
たくさんの現場では、その場その場でいろんな人の想いあり、ご協力あり、、、
何よりもまずは猫の為になる活動選択を最優先に
そしてそこにできる限りの人の想いをのせ
ひとつひとつ丁寧にやっていきたいと、思っています
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
~煮詰めた親子捕獲~
例えば保護でもTNRでも
何度も現地に通い、状況を把握し
いよいよ捕獲日!って事もあり
ひとつの現場の親子捕獲は、相談者さんの協力により
たったの数分~数十分で成功したりします
親子捕獲は、決して外に残す親猫、子猫があってはならないので
緊急性がなく、多頭の場合
念入りな準備が必要となります
とはいえ、現実その時、なにが起こるかは分からず
自分の読みが浅く、うまくいかないこともあり
毎回緊張するものでね、、、
しかも今回は、緊急瓦礫親子レスキューの翌日だったので
緊張の連続でした
ありがたいことに、親子6頭、想定内の動きで救われました
これも相談者さんの日ごろの愛情と観察あってこそ、です!
そして、理事宅で親子水入らずタイムを過ごしております
左はももえちゃんファミリー
右が今回捕獲したファミリー
お隣さん同士、仲良くね~
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
~福祉関係からの相談~
今回、少し前から相談を受けていた現場の現地確認へ
今回も福祉関係からの相談
施設にご入居されてる方が、その後も尚、餌やりに通い続けているとのこと
お話によると、雨の日も風の日も雪の日も、、、
毎日欠かさず、ご飯を届けていたそうです
現地確認にいくと、待っていたかのように対象の子が蹲ってました
恐らくエイズがあり
ご飯をもらっていたとはいえ、口内炎やその他の不調から
下半身の毛やけが目立ちました
捕獲の予定はありませんでしたが
どちみちケアを始めるのに、早いに越したことはない、と判断し
ケージひとつで捕獲完了
予定していたとはいえ、急な別れになりました
(施設の責任者の方立ち会いの元です)
雨の日も風の日も雪の日も
ご飯を届けに施設から通い続けたお父さん
明日からの餌やりはなくなります
ホッとする反面、どうしてもさみしさは残るでしょう
「おれは独身だよ」と言ってましたが
間違いなく、この子にとってのお父さんでした
雨の日も風の日も雪の日も!
人間がそうであるように
猫も毎日ゴハンが必要です
野良猫に関わる責任とは、、、
お父さんは、最後まで責任を果たせたと思います
そして、そこに協力してくれた福祉の方、ご近所さん
実は半年前のヤクルトの配達員さんもここの子達を想ってくれていて
(半年前に保護した、ルトばーちゃんの現場でした)
人々の想いが重なり
「良かったね」と言える結末になったのだと思います
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
~お稲荷さんの親子~
神様がお顔を出している!!!
、、、じゃなくて、、、
なんと、このオッドアイのママ
このお稲荷さんの中で子育てをしていました
この春、親猫が子育ての場所に困っているな、、、と思うケースが多く
きっとこのママも、出産から場所の移動を続けていたのかと思います
子供は1頭しかおらず
きっと、、、他にも我が子がいたと思います
外での出産育児には、危険と苦労ばかりなのでしょう
「ここで子育てされちゃ困る」
「猫が嫌いだから、子供を外に出した」
そんな話をよくよく聞きます
そんなこんなでこのママはこの場所を選んだのでしょうが、、、
高さもあり狭く、とても危険でした
親猫は、ある程度子供たちが成長したら
生活圏内に子供たちを連れていくようになります
そこで子育てしてたとしても、そこに定住はしません
そして、餌場は他にありますし
親猫は巣としている場所を汚しませんし
糞尿も綺麗に舐め取ります
ので、、、人間に悪影響はありません
猫が嫌いなら放っておく
猫が好きなら子育てを手伝ってあげる
の選択肢で、充分と思います
猫が好きでも嫌いでも
人として、心ある選択を
ということで、相談の電話から緊急親子捕獲
基地もかなり忙しかったので
短時間で終わらせよう!とボラさんと私、意気込み充分(笑)
相談者さん、今にも泣きそうな顔で長時間、待機しててくれました
子猫の確認をしてから、まずは親猫捕獲
予定通りあっという間に捕獲成功し、子猫を手に取り
あっという間に施設に戻ることができました
捕獲時、やはり子猫は脱水しており
帰りの車内でも、子猫は鳴かず
ちょっとマズイかな、、、と内心ヒヤヒヤ
子育て場所が定まらなく、子供のお世話どころじゃなかったのかもしれません
生き残った大切な我が子を咥えて
彷徨っていたことが想像できます
ツライね、、、
それにしても、この小ささで衰弱、、、
哺乳で育てる事になるかもしれん、、、
正直、ミルク子育てが終わったばかりの私は
祈るような想いでしたが、、、
翌日には子どもをしっかり抱えてる姿を確認でき
慣れない環境でも、ママは頑張っているようです
ほんと、親猫ってすごい
そして今日には、灰色だった子猫は真っ白になり
目もパッチリ開いていました
なんと、、、天使か!
ママは、、、
人慣れしてないので、こんな感じですが(笑)
(ストレス軽減のため、室内が丸見えにならないようにしています)
子育てに人間が介入することを
諦めはじめてくれたかな、、、
相談者さん、きっとあの様子だったので
親子のその後が気になっていることと思います
時間に余裕がなく、安心させてあげるだけのお話しができず
後ろ髪を引かれる想いで現場を後にしてしまいました
親子の様子を見る度に、相談者さんの帰り際の涙浮かべた顔が蘇りまして、、、
とにかく、一安心のところまできました、大丈夫です!
そして捕獲時、窓から手を振って応援してくれた方もいて
ありがとうございました~!
赤ちゃんのお腹はポンポコリンですよ~
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
長きに渡る野良猫生活で、エイズ白血病を患い
関わる方々がどんなに手を尽くしても
外生活ではどうにもならないことも多くあります
色々あった中、この子の保護には私も相談者さんも悩み、時間がかかりましたが
今回保護、診察を済ませました
詳細は伏せますが
もちろん、ちゃんと管理してくれていたので
TNRも済んでいます
高齢のバロン
残された余生が、穏やかであるよう、最善を尽くそうと思います
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
長くなりましたが、ご報告でした!
私の布団をぐちゃぐちゃにして
真ん中で眠る国王やまたと、てんかん持ちのまだり
私の寝る場所がないけど、、、起こしたくない(笑)
ではまた♪
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