〜大切なお知らせ〜
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譲渡会御礼とラテのこと
先日の譲渡会

お天気にも恵まれ、、、
、、、ということは、暑いです
ビザやさんは、、、

キッチンカーにて出店して下さり
暑い中、皆に美味しい幸せを提供して下さいました
そして荷物を抱えて会場へ来て下さる方
募金箱を届けてくれた協賛店様
応援の為に、募金をする為に、ご来場下さった方々、、、
もちろんお手伝いさん、ボランティアさん
今回も本当に感謝極まりないイベントとなり
感謝いっぱい胸いっぱいでございます

残りわずかとなっていたゴミ袋、ペットシーツ、たくさん頂きました
その他色々、必要なもなばかり
ありがとうございました!
そして、てらこの子供たちにご縁があり(てらこはTNRから保護、子供たちは相談者さんが保護して下さってました)
初登場、その日に決まるという奇跡、、、
ご縁とは、一体いつどこで繋がるか
分からないものなんですよね
自分が動き続けるからこそのご縁
そして、自分以外の人達が動いてくれるからこそのご縁
他力とは、、、本当にありがたいものです

それが、たくさんたくさん集まっての活動
ひとりきりじゃ、出来ることは限られてしまいますから

ベッキーも、緊張ほぼなく(疲れて寝ようとしてるとこ)
依頼主さんは突然の連絡にも関わらず県外から駆けつけ
再会に涙していました(引取りの時も泣いてた(笑))
その涙があるからこそ、ベッキーは今も生きています
その子その子にベッキーのようなドラマがあり
それは譲渡対象の子達だけではなく
うちで暮らすシャー猫さんたちにも、それぞれ皆ある訳で、、、
その時見捨てていたら、今はない生命
先のことなんて、誰にも分からん
でも、今見捨てる位なら
今出来ることをとにかくやってみたほうが良くない?
って思ったりします
だって、明日不慮の事故で死ぬかもしれないでしょ?
明日の事なんて、考えすぎない方がいいんですよ
結局問題は、処分するほど猫が溢れてるって事
溢れてるのに作るなよ!
そこですよねぇ
なにやら譲渡会の話ではなくなってしまいましたが
今回もさらに「ありがとう」がたくさんのイベントになりました
日頃からの皆様のご協力に、心より感謝致します
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さて、話しは変わり、「ラテ」のお話
野良猫として産まれたラテはひとりぼっちになり
草むらで生きることに困っていました
心ある方が救いあげ、元気に育て
ラテは新しい家族を手に入れました
幸せだったことでしょう
その幸せも束の間、、、
ラテは痙攣発作を頻発するようになり
里親さんは病院に通いながら、寝るまもなく看病していたそうです
小さなお子様も抱え、心も身体も限界に達し
保護主さんより、私の所に相談がきました
、、、、、
引取りは栃木の足利でした
帰り道、様子を見ながら車を走らせるも、、、

このまま一晩私の責任で生かすのには賭けが大きすぎる、、、と感じ
すぐさま医療部へ連絡し
緊急搬送の段取りをお願いしました
保護時、立ってる状態を維持することもできなく
排尿も忘れているようでした
常にボーッとしていて、意識があるのかないのかの判断も難しく
ご飯を食べながら動きが止まってしまいます
それからてんかん発作が起きないように治療しながらも
ラテはどんどん出来ることが少なくなっていき
身体が固まってきて寝た状態にしかなれなくなりました
お水も飲めない、ご飯ももちろん食べられません
この間たったの1週間
再度診察を受け

首から下には異常がないが、食べ物の飲み込みもあやしいので
カテーテル給餌に切り替えです
治療のために、試行錯誤する時間を作らなければと思いました
まだ、私には諦めがついていなかったのです
投薬も1日4回、都度カテーテルにて水分と栄養を摂取
常に身の傍にラテを置けるように準備して

ご飯を食べる時には隣に寝かせ
食べ終わったら膝に置き
動く時には、夏休みの宿題で徹夜の娘の膝に
基地では個室で様子観察しながらの作業、、、
とはいえ、、、
傍にいて、話しかけてあげられた時間は少なかったと思います
最期には、感情も少し汲み取る事ができるようになり
抱っこや声がけ、手の感覚も
ラテは分かっていたと思います
ラテは手元にやってきてから、たった1週間ちょっとで
いなくなってしまいました

たくさんの人達に、生きて欲しいと想われながら死んだラテは
不幸だったとは思いません
ただ、もう少し生きる幸せを、もう少し長く、感じて欲しかったな、と、、、
私の中では、ラテの事をあまり知らずに終わってしまった気がして
この感覚は、残るやつだな、と感じています
でも、別れは無念ですが
後悔だけは絶対にしないように別れを迎えようと、常に思っています
それも、猫に対しての誠意だと思っています
私が猫なら、、、
後悔するなら、生きてるうちにやってくれ!
って思うから
きっとそれも、人それぞれなんでしょうね
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そんなこんなで、バタバタと新規保護の多かった8月
まだまだ傷病さんたちは治療中だったり、継続ケアだったりと
基地は落ち着きません

こうなると、医療部LINEはピンコンピンコン鳴りっぱなし
どうにかこうにか、効率よく猫たちが適切な医療を受けられるように
頭と身体を使いまわします

さいちゃんは怒ってるけど(笑)
ケージの後ろの猫じゃらしみたいのがカワイイ♪

ひまの尻尾でした(笑)
週末には練馬搬送も決まり、TNRの為の捕獲も入りそうです
相談現地では、相談者さんが保護捕獲に奮闘中
全くバタバタです
それでも、基地は毎日のように繰り返され

(なんか黒多め(笑))
うちの子たちは、きょうも美味しいご飯にウキウキしとります

はくちゃんはじーちゃんなので、歯が1本もありませんが
何より食後のペーストがお楽しみで、大騒ぎします(笑)

安心の眠り、楽しみなご飯、後はヒマ、、、(笑)
猫の昼寝中に人間はせっせとひたすら掃除です(笑)
ではまた♪
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